【解決】Thunderbird「セキュリティ例外の追加」問題【Xserverの場合】

Thunderbird「セキュリティ例外の追加」
Thunderbird「セキュリティ例外の追加」

満島です。

私は仕事用のメールソフトとしてThunderbirdを数年使用しているのですが、今回ぶつかった問題はネットで調べてもなかなか解決しなかったので忘備録がてらここに記します。

目次

ある日突然…

普段通りに仕事をしていると、Thunderbirdにこの画面が現れました。

Thunderbird「セキュリティ例外の追加」
Thunderbird「セキュリティ例外の追加」

(黒く塗りつぶしているところは独自ドメイン)

この画面が出てくるのは初めてではなく、前に出てきた際は「証明書を取得」か「セキュリティ例外を承認」か忘れましたが、どちらかクリックすればその後は問題なく使用できたので今回もその様に対応。

その日は特にメールを送る用事もなかったので、気にせずそのまま帰宅しました。

翌日、メールソフトを起動しメールを確認しようとしたところ、一切受信しない…!!

「受信」をクリックすると出てくるのは昨日と同じ「セキュリティ例外の追加」の画面。

ここでようやく、だいぶ面倒な問題が起きたことに気づきます。

 

Google先生を頼りに試行錯誤

こういう時に役立つのがGoogle先生。

「Thunderbird セキュリティ例外の追加」で検索すれば、同じ問題にぶつかったであろう人の記事がたくさん出てきました。

サーバー名が間違っていないか(pop3が抜けていないか)とか、

受信サーバーの接続の保護をSSL/TLSに設定するとか、

送信サーバーの接続の保護はSTARTTLSに設定するとか

「セキュリティ例外の承認」をクリック後、Thunderbirdを再起動するとか、

複数記事を読み漁り設定を弄ったものの、私の今回のパターンには当てはまらず…。

何か問題が起こっても、大概Google先生に頼れば9割以上解決していたので頭を抱えました。

ポート番号の変更かも!と思いついて検索してみましたが、Thunderbirdの受信サーバーのポート番号は995で問題ない様子。

「セキュリティ例外の追加」の「pop3.独自ドメイン.com:995」の「:995」を消して、「証明書を取得」をクリックすれば、有効な証明書を取得したようですが画面は消えず解決しない!

あと思いつくといえば、サーバー側かなと思いXserverにログイン。

正解はここにありました。

これで解決!

Xserverにログインすると、お知らせに新着マークが出ていました。

ここにヒントがないかなと思ってクリックしてみると、ばっちり正解が載ってました!!

Xserverお知らせ
Xserverお知らせ

送受信のメールサーバーが『sv***.xserver.jp』というご利用サーバーのホスト名に設定されているかをご確認ください。

私が設定していたサーバー名は「pop3.独自ドメイン.com」

『sv***.xserver.jp』とはかすりもしていません。

早速変更してみることに。

確認する場所は

「サーバー管理」にアクセスし、サーバーパネル画面へ。

「サーバー情報」をクイック。

xserverサーバーパネル
xserverサーバーパネル

「ホスト名」の『sv***.xserver.jp』を確認!

xserverサーバー情報
xserverサーバー情報

確認出来たら、Thunderbirdのアカウント設定⇒送信サーバー⇒編集⇒サーバー名に入力し完了です!

(理由はさっぱりですが、受信サーバーの方は「pop3.独自ドメイン.com」のままで今のところ問題なく使用できています)

その後、Thunderbirdを再起動するとメールのパスワードを求められるのでパスワードを入力すれば問題なくメールの送受信が行えるようになりました。

 

原因はなんだったのか?

全く分かりません!

思い当たる節がないんですよね。

設定画面なんて問題が起こらない限り開かないし、私以外でこのパソコンを使用する人もいないので、本当に突然…といった感じでした。

メールの設定についても、会社に詳しい人がいないので必要な時だけ外注といった感じで、他の人がこう設定してるからこうなんだな程度の認識で使ってたので。

xserverのお知らせに助けられた形でしたが、このお知らせも2021年3月のものなので1年前の記事なんですよね。

じゃあなぜ1年間は問題なく使えたのか🤔

解決するまでに1時間もかかってしまい朝からてんてこまいとなってしまいました💦

 

xserverのメールソフトの設定には

※サーバーパネル内「サーバー情報」に記載の“ホスト名”と同一です。
例)sv***.xserver.jp

と書いてあるのでおそらく多くの人は最初からこの通り設定しているのでしょう。
私と同じパターンで引っ掛かる人はあまりいないかもしれませんね😓

 

とりあえず問題が解決してよかったです。